HALAL HIDA BEEF

ハラル飛騨牛が商品になるまで

ハラル飛騨牛は飛騨牛認定農家であるがもう畜産がお肉になった時の品質にこだわり、生体を選定します。その生体をと畜の前日に大阪府羽曳野市南食ミートセンターに丁寧に運搬し、搬入します。現地ではイスラミックセンタージャパンの監督の下、専門のムスリムの方がお祈りをして牛をと畜します。格付協会による格付後、施設内で外の空気に触れないように加工場へ運ばれ、枝肉からブロック肉になります。このタイミングで飛騨牛認定書、ハラルと畜証明書が発行されます。ブロック肉は輸出されるものと国内流通するものに分かれます。輸出用は海外販売窓口である合同会社ナイトが中東へ輸出をし、国内流通するものが岐阜県内の飛騨牛販売店の「丸福商店」および「飛騨牛のまると」のもとに来ます。この時点でハラル飛騨牛はブロックの状態なので、ハラルの条件を満たした飛騨市にあります精肉加工場「丸福商店飛騨市ハラル加工場」にて小分けにカットいたします。

Drinks

お飲み物

殊にそのころ、モリーオ市では競馬場を植物園に拵え直すというので、その景色のいいまわりにアカシヤを植え込んだ広い地面が、切符売場や信号所の建物のついたまま、わたくしどもの役所の方へまわって来たものですから、わたくしはすぐ宿直という名前で月賦で買った小さな蓄音器と二十枚ばかりのレコードをもって、その番小屋にひとり住むことになりました。

※ そのころわたくしは、モリーオ市の博物局に勤めて居りました。十八等官でしたから役所のなかでも、ずうっと下の方でしたし俸給もほんのわずかでしたが、受持ちが標本の採集や整理で生れ付き好きなことでしたから、わたくしは毎日ずいぶん愉快にはたらきました。
※ そのころわたくしは、モリーオ市の博物局に勤めて居りました。